それぞれの修羅の道・・・

船員 「どうしたんです、船長。珍しく顔が真剣ですぜ?」

ライル 「あぁ、実は・・・って、珍しくは余計だ!!」

船員 「なんぞ悩み事ですかい?女にフラれるのも何時ものことじゃねぇですか。」

ライル 「あぁ、実は・・・って、誰が何時もフラれて隅っこで寂しく泣いてる凹み船長だ!!」

船員 「『まだ』そこまでいってねぇですぜ、船長・・・して、どうしたんで?」

ライル 「まだってなんだ、まだって!!・・・まぁいいや。実h」

船員 「えええええ!?」

ライル 「・・・まだ何もいってねぇ。」

船員 「いや、お約束は大事だと・・・。」

ライル 「・・・」

船員 「あ、いや、ゴメンナサイ船長、無言でカルヴァリン砲に弾こめねぇでくだせい・・・。」

ライル 「・・・」

船員 「あ、あっしは、船長の話、聞きたいなぁ、聞きたいですとも、是非聞かせてくだせい!!」

ライル 「・・・ったく・・・。実は、造船修行を再開しようかと思ってるんだ。」

船員 「そりゃまた、イバラの道へ自分から戻っていくおつもりで?」

ライル 「まーな。・・・だが、あれやると、膨大な金と時間がかかんだよね。」

船員 「冒険で飛び回ってるうちの船にゃ、ろくに貯金も残ってないですぜ。」

ライル 「あぁ、わかってる。そこで、遠距離交易に精を出すことにするよ。」

船員 「遠距離・・・コショウでも運ぶおつもりで?」

ライル 「ん・・・色々思うところがあって、宝石取引を学ぼうと思ってる。」

船員 「宝石・・・ですかい?」

ライル 「あぁ。コショウと違って燃えないしな!!」

船員 「船長がコショウ運ぶと、大抵燃えますからねぇ・・・」

ライル 「やかましい!!そー思うなら、積荷の近くで火ぃ使うのやめろ!!」

船員 「燃え移ったのは、たまたま揺れたからですぜ。」

ライル 「船だから揺れるわっっ!!」

船員 「まぁまぁ、船長。そいや、宝石取引を取得するのには、結構やることあるんでねぇですかい?」

ライル 「あぁ。伝授してくれる人は、教える相手が美術品取引に長けてないと、そっぽ向くらしい。」

船員 「んじゃ、まず美術品取引ですね。」

ライル 「ところが・・・美術品取引を教えてる人ってぇのが、工芸品を扱えないヤツは知らん・・・と。」

船員 「・・・船長と一緒で我侭な人が多いですな。」

ライル 「うっさい!!ま、工芸取引は、かじってる程度で十分らしいがな。」

船員 「・・・工芸に美術品・・・こないだ、フレア嬢ちゃんがやっとりましたな。」

ライル 「うむ・・・面倒だぞ~・・・と死ぬほど聞かされたよ。」

船員 「よく、それで船長がやる気になったもんだ・・・どういう風の吹き回しですかい?」

ライル 「別に、美術品や宝石はどの道習得するつもりだったからな。」

船員 「なんと・・・。んじゃ、しばらく交易に精を出すんですかい?」

ライル 「ま、そーなるかな。退屈だ・・・おいら、死ななければいいが・・・。」

船員 「始める前からそんなんでどーすんです。」

ライル 「うぅ・・・しゃーねーな。さて、やるか・・・。」


~なにはともあれ、修行にはいるライル一行・・・そこに・・・


船員 「船長!!Julianさんから連絡が入ってますぜ。」

ライル 「おお・・・なんだって?」

Julian 『酒宴を上げるために、機械と化しています。』

ライル 「・・・酒宴?」

船員 「なんでまた、いきなり・・・」

ライル 「・・・もしかして先を見据えてるとすれば・・・黒海ナンバーワンホストに口説き方を教わる為か!!」

船員 「なんと!!ってぇことは、ゆくゆくは口説き修行の道で・・・。」

ライル 「あぁ。そういうこったな・・・しかし、口説き修行か・・・。」

船員 「ある意味、それも修羅の道で・・・。」

ライル 「まったくだ。・・・だが・・・」

船員 「だが・・・?」

ライル 「向こうの修羅の道のほうが微妙に羨ましいっ!!」


~なんとなく、魂の叫びを発するライルであった・・・
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by kajyuber | 2005-09-16 21:54 | 航海。それは・・・
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