戦いの果てに・・・


船員 「お、船長、珍しいですね。砲弾沢山積み込んで・・・。」

ライル 「あぁ、クレイグさんとカテガットの奇襲船団を退治しにいく事になったんだ。」

船員 「クレイグさん・・・ってぇと、こないだJulianさんとの話題にのぼってた、あの?」

ライル 「あぁ、そうだ。Julian卿やフレア嬢曰く、立派な英国紳士ということだ。」

船員 「おお・・・船長の周りには、様々な英国紳士様が集まってきますね。」

ライル 「様々って言うな・・・ま、英国だからな。」

船員 「そ、そういうもんですか・・・。」

ライル 「ま、そんなこんなで、今日の船は『ガルシス』で出るぞ!!」

船員 「アイ・サー!!」


~そんなこんなで、オスロで情報をゲットする一行・・・~


クレイグ 『ちょっと相場みます』

ライル 『ほーい』

船員 「船長、なんの相場ですかい?」

ライル 「あぁ、なんでも金(きん)を積んだままらしいんだ。相場が高けりゃ売っちまおうってぇことさ。」

船員 「なるほど。貴金属取引ってやつですな。」

ライル 「そういうこった。」


~だがしかし、金相場62%とまったく振るわず・・・そのまま出発するも・・・~


ライル 「さぁて、後はコペン付近で・・・・・・何!!」

船員 「船長、横波でさぁ!!」

ライル 「く・・・被害状況は?」

船員 「・・・荷物も船も船員も、みんな無事ですぜ。」

ライル 「・・・そうか。やれやれ・・・クレイグさんの船は大丈夫かな?」

船員 「なにやら、あわただしいですな・・・舵を直してるようにも見えやすが・・・。」

クレイグ 『7人お亡くなりに・・・・』

ライル 『やっぱ、ガレーは波に弱い・・・』

船員 「対波性能の高い船でよかったですな、船長。」

ライル 「うむ・・・しかし、こんなとこで横波が発生したのは初めてだな。」

船員 「たしかに・・・珍しいですぜ、船長。」

ライル 「・・・っと、そろそろ、情報にあった海域だな。総員、戦闘配備!!」

船員 「おおお!!」

クレイグ 『いざ、戦場へ!』

ライル 『おう!!』

船員 「ピンネース級6隻!!」

ライル 「む、同クラスの船が6隻か・・・迂回しつつ、機雷撒け!!」

船員 「どうやら、クレイグさんも機雷使いですぜ。」

ライル 「そのようだ。ガレーだし、そのまま白兵にいくかもしれん。援護射撃しつつ、回り込め!!」

船員 「やった、撒いた機雷にあたりまくってますぜ!!」

ライル 「よし、良い感じだ・・・クレイグさんが、敵船のほうに進んでる。そのまま白兵に・・・あれ?」

船員 「・・・なんか、ふらふらしてますね。」

ライル 「・・・ちっ、やられた!!」

船員 「え?」

ライル 「敵の砲撃で混乱してるんだ!!まずいな・・・収める術がない。」

船員 「それは・・・」

ライル 「まずいな、急いで援護射撃!!」

船員 「アイ・サー!!」

ライル 「クレイグさんも、なんだかんだで、ほぼ無傷で進んでるな。さすがだ。」

船員 「混乱してるのに、たいしたもんですね。」

ライル 「よぉし、クリティカル!!・・・・・・む・・・なんだ、違和感が・・・。」

船員 「なんか、敵船がこっちを見てないような・・・。」

ライル 「・・・!?しまった!!」

船員 「クレイグさんの船が囲まれてますぜ!!」

ライル 「く、間に合わない・・・。」


~旗艦である、クレイグさんの船を沈められ、負けを喫した一行・・・~


クレイグ 『が~ん、すみません・・・・』

ライル 『あうう、こめんなさい~』

船員 「船長・・・。」

ライル 「・・・修理を手伝うぞ。・・・このまま、やられっぱなしで引き下がるもんか。」

船員 「その意気ですぜ、船長!!」

クレイグ 『再挑戦いけます?』

ライル 『いけますよ~』

船員 「向こうも、ヤル気ですぜ!!」

ライル 「あぁ、今度こそ、ねこそぎぶったおすぞ!!、おまえら、気合いれていけ!!」

船員 「おおおおおおお!!」

ライル 「来たぞ!!」

船員 「ピンネース級・・・8隻!?増えてますぜ、船長!!」

ライル 「援軍がいたか・・・ま、探す手間が省けるってもんだ!!全滅させるつもりでいくぞ!!」

船員 「アイ・サー!!」

ライル 「よーし、ガンガンいけ~!!機雷も遠慮せずに、どんどん撒いちまえ!!」

船員 「お、クレイグさんが白兵に入りましたぜ!!」

ライル 「おお!!・・・・・・・・・あれ?」

船員 「どうしやした、船長・・・。」

ライル 「・・・いや、たしか、あのへんには、機雷が・・・」

船員 「あ、敵船が機雷に接触しやしたぜ・・・。」

クレイグ 『白兵中なのに~』

ライル 「ヤバ・・・い、いそいで修理に行くぞ!!突っ込め!!」

船員 「敵弾被弾!!サブマストが損傷しやした!!」

ライル 「くっ・・・手の空いてるやつぁ予備を出せ!!」

船員 「船長、このままじゃ、敵艦に囲まれちまう!!」

ライル 「ちぃ!!機雷まきつつ、離脱!!・・・む!?」

船員 「一隻後ろを取りやした!!」

ライル 「一斉射撃!!逃すな!!」

船員 「アイ・サー!!撃て!!」

ライル 「よし!!撃沈!!次だ!!」


~なにげに調子づいて、どんどん敵艦を沈めていく一行。さっきの負けはどこへやら・・・ついに勝利を収め・・・~


船員 「やりましたね、船長!!」

ライル 「あぁ、おまえら、よくやってくれた・・・。」

船員 「強敵だった・・・今日は船長のおごりで大暴れしやしょうぜ!!」

ライル 「おいらのかっっ・・・まぁ、今日は頑張ってくれたからな。おごっちゃるから、倒れるまで飲み明かせ!!」

船員 「おおおおお~!!」

クレイグ 『あ~』

ライル 「・・・ん?」

船員 「何か、膝から崩れ落ちてますぜ・・・?」

クレイグ 『金が流れてる・・・』

ライル 『ぬお』


~・・・哀の一端を垣間見たライルであった・・・果たして、このまま終わってしまうのか?、待て次号!!~
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by kajyuber | 2005-11-02 23:42 | 航海。それは・・・
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